LPO対策の落とし穴

数年前からSEOからLPOにブームが移行している。

LPOとは
Landing Page Optimazationの略で、要するに
検索サイトから飛んできた最初のページにユーザーの求める情報をいかにレイアウトするか、という対策のこと。

たとえば、「ドラクエ」と検索してきたユーザーに対して、
「ここにドラクエの情報がありますよ」とナビゲーションしてあげるということ。

それがドラクエだけのページであればいいけど、FFとか、テイルズとか、いろんな情報が載ってたりすると迷ってしまうし
ユーザーが「ドラクエを買いたい」のか「ドラクエの攻略を知りたい」のか、ニーズを検索ワードから読み取り、ニーズに合った情報を提示する、という方法。

有名どころだと、マクドナルドも取り入れている。
http://ascii.jp/elem/000/000/174/174706/
参考記事


基本概念はすごく賛同できるし、有効な手段だとは思うけど
注意しないといけないこと。

ユーザーに合わせて表示させる情報を変えるということは、
裏を返せばアクセスするたびにどこに何があるのか、が変わってしまうということ。

上記の記事の例でいくと、「ハッピーセット」で調べた時はハッピーセットがトップに出ているので確かに見やすい。
でも次回普通に検索してアクセスした際に、前回はトップに有ったはずの「ハッピーセット」情報がどこにあるのかがわからない。

ニーズに合わせ過ぎてしまうことで、逆に使いづらいという弊害が多いに起こりうるのではないでしょうか?